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2008年5月1日木曜日

市販のDVDを見られるようにする

■libdvdcss2を追加しよう


市販のDVDの多くは暗号化されており、再生/リッピングを行えるようにするには別途、ライブラリの追加が必要です。下記の手順で、追加ができます。

1、Synapticパッケージ・マネージャを開き、「libdvdread3」を検索。
まだ導入されていない場合には、追加を。導入済みの場合には次の手順へ進む。

2、「アプリケーション」-「アクセサリ」-「端末」を開き、下記のコマンドを入力。

sudo /usr/share/doc/libdvdread3/install-css.sh



以上で必要なライブラリが自動でダウンロード & インストールされます。

2007年11月6日火曜日

Ubuntuに対応したコーデック、ライブラリをまとめて追加する

動画のフォーマットには様々な形式があり、再生、形式変換などを行うにはコーデックが必要となります。
また、市販のDVDの多くは暗号化されており、映像の再生/読み込みを行えるようにするには別途、「libdvdcss2」というライブラリの追加が必要となります。
下記の手順で、まるごと追加することが可能です。

手順(1) 「アプリケーション」-「追加と削除...」を開き、「全ての利用可能なアプリケーション」を選んだ状態で、検索画面で「gstreamer」と検索。
画像の通り、GStreamer関連のパッケージ8つをまるごと追加します。


手順(2) マルチメディア関連リポジトリ「Medibuntu」からコーデック&ライブラリを入手する


http://www.medibuntu.org/ でMedibuntuのページを開き、「Repository Howto」のページへジャンプ。



まずは、ソースリストを追加。
Ubuntuのバージョンに合わせて、ページ内に記載されたコマンドラインの文字部分だけを正確にマウスで選択します。

そのままの状態で、「アプリケーション」-「アクセサリ」-「端末」を開く。

プロンプト(カーソルが点滅している部分)で、マウスの「中ボタン」を押すことにより「ダイナミック・ペースト」をする。これで、端末内に先ほどのコマンドラインがペーストされるので、キーボードで「Enter」。

これにより、リポジトリのソースリストが追加されます。



次に、GPG Keyのコマンドライン部分を選択。同様に端末にペーストし、Enter。
これにより認証キーが設定されます。



続いては、市販DVDの再生、映像の読み込みを可能にするライブラリの追加します。
同様に端末にコマンドをペーストして、Enter。
ネットワーク経由でライブラリがダウンロード&導入されます。

最後は、コーデックパッケージの導入です。通常のマシンではw32codecsを導入。
*こちらは、サイズが大きいので、ダウンロード&インストールに時間がかかります。


2007年10月18日木曜日

マルチメディア・コーデックをインストール「Automatix2」編

[マルチメディア・コーデックをインストールしよう!「基本編」]では、マルチメディア・コーデックをインストールしましたが、市販の暗号化されたDVDを再生することができませんでした。
さて、今回ご紹介するAutomatix2はマルチメディア・コーデックを初め、様々なアプリケーションをまとめて簡単にインストールできるツールです。

まずは最初にチェックを。「システム」-「システム管理」-「ソフトウェア・ソース」を開きます。
下の画面が出ますので、上から4つに全部チェックが入っているか、確認します。
入っていなければ4つすべてにチェックを入れてください。
*CD-ROMのチェックは外しておいた方がいいでしょう。
「サードパーティのソフトウェア」のタブを開いて、次の2つにチェックが入っていなければ、チェックを入れます。
http://archive.canonical.com/ubuntu gutsy partner
http://archive.canonical.com/ubuntu gutsy partner(ソースコード)
*日本語ローカライズ版でインストールすると、チェックが入っていませんので、以上を必ず行ってください。
「閉じる」を押すと、画面が現れますので、「再読込」のボタンをクリックして、サーバ/パッケージの情報を更新します。

さて、[マルチメディア・コーデックをインストールしよう!「基本編」]では、マルチメディア・コーデックをインストールしましたが、市販の暗号化されたDVDを再生することができませんでした。
さて、今回ご紹介するAutomatix2はマルチメディア・コーデックを初め、様々なアプリケーションをまとめて簡単にインストールできるツールです。
[Automatix2ダウンロードページ]

ダウンロード・ページはこちらです。下記リンクからもダウンロード可能です。
Ubuntuのバージョンに合わせ、間違えないようにダウンロードしてください。

Ubuntu 7.10 (Gutsy AMD64)
http://www.getautomatix.com/apt/dists/gutsy/main/binary-amd64/automatix2_2.0.0-7.10gutsy_amd64.deb

Ubuntu 7.10 (Gutsy i386)
http://www.getautomatix.com/apt/dists/gutsy/main/binary-i386/automatix2_2.0.0-7.10gutsy_i386.deb

Ubuntu 7.04 (Feisty i386)
http://www.getautomatix.com/apt/dists/feisty/main/binary-i386/automatix2_1.1-4.12-7.04feisty_i386.deb

Ubuntu 7.04 (Feisty AMD64)
http://www.getautomatix.com/apt/dists/feisty/main/binary-amd64/automatix2_1.1-4.6-7.04feisty_amd64.deb

*i386が通常のパソコン(32bit版)で、64bit版のUbuntuをお使いの方は、AMD64を選びます。


URLをクリックすると、上のような画面がでますので、そのまま「OK」をクリックします。

パッケージのダウンロードが終わると、上のような画面が出ますので、「パッケージのインストール」をクリック。インストールが自動的に行われます。インストールが終わると、ソフトウェアのソース(リポジトリ)が新しく追加されています。

「アプリケーション」-「システムツール」-「Automatix」で起動します。

合衆国では、一部のコーデックの使用に関し制限がある旨を表示しています。
日本では問題ありませんので、「Yes」をクリックします。

「Codecs and Plugins」を選択し、右側にでる項目に、チェックを入れます。
すでに導入したコーデックが最新版であれば、そのまま残し、旧いものであれば上書きし、足りないものを追加してくれます。
ここで、市販のDVD再生用のコーデックである「libdvdcss2」が追加されます。

次に「Media Players and Editors」を選んで、右側に出る「Totem-Xine」もインストール指定しておきましょう。このXineは、gstreamerよりも高機能です。

左上の「Start」ボタンをクリックすると、ダウンロード&インストールが行われます。


このように、エラーとなる項目がでた場合、一部のサーバーがダウンしていたり、メンテナンス中であったり、アクセスが集中しすぎている場合などがあります。
その場合、時間を置いて、再度ダウンロードしてみてください。
*今日現在、Ubuntu7.10版では、W32-DVD codecsのダウンロードエラーが上記画面のように出ますが、「libdvdcss2」については、ちゃんとインストールできました。

一度パソコンを再起動し、DVDが再生できることを確認してみてください。


2007年10月15日月曜日

「Rhythmbox」で音楽を楽しむ!

さて、マルチメディアのコーデックをインストールした所で、音楽管理ソフトである「Rythmbox」を使ってみましょう。
パネルから「アプリケーション」-「サウンドとビデオ」の中にRythmboxミュージック・プレイヤーが入っています。起動後の初期画面は次の画像の通りです。
[Rhythmboxの初期起動画面]

まずは、設定をしておきましょう。プルダウンメニューの「編集」-「設定」を開きます。
[Rhythmboxの設定画面]

まずは、「music」タブを開いて、「フォーマット(P):」の所で、MP3を選びます。(AAC形式も選べます)
これは、マルチメディアのコーデックをインストールを事前にすることで選べるようになります。

「Playback」タブでは、曲と曲の間のクロスフェードの設定ができます。その他、お好みで設定していきましょう。

次に「編集」-「plugins」で、プラグインの設定画面を開きます。
[プラグインの設定画面]

こちらは、便利なので、Magnatune Store(海外のショップ)とUPnP sharing support(現在未対応)を除いて、チェックを入れておくことをお薦めします。

1、CDから音楽を取り込む

パネルから「アプリケーション」-「サウンドとビデオ」の中に「Ryghmboxミュージック・プレイヤー」が入っています。起動後、CDを挿入すると、CDの内容を読み込んだ後、画面に曲名一覧が表示されます。
右上に現れる「ディスクのコピー」ボタンをクリックすると、先ほど設定したmp3形式(またはAAC)で音楽ファイルがハードディスクに取り込まれます。
画像のように、左側のCDアイコンの所で右クリックしても「ディスクのコピー」メニューを選べます。

[音楽CDの取り込み]

2,プレイリストの作成と音楽CDの作成
音楽ファイルの中からお好みの楽曲を選んで、プレイリストを作成するには、「編集」-「演奏一覧に追加」-「+新しい演奏一覧」を選んで、プレイリスト名を入力し、新規に作成します。

[プレイリストの作成]

一旦「ライブラリ」を選んで、お好みの楽曲を左側のプレイリスト名に次々とドラッグしていきます。
順番などを入れ替えながらプレイリストを完成させます。
このリストを元に、音楽CDを作成することもできます。

右上に現れている「音楽CDの作成...」をクリックすると、下記のような画面が現れます。
オプションをクリックすると、書き込み速度などの設定ができます。

[音楽CDの作成]

3、iPodなどのミュージック・プレイヤーをつなぐ
[iPodを接続し、データをコピー]

iPodをパソコンに接続すると、デスクトップにiPodのアイコンが現れ、Rhythmboxの左側にもiPodのアイコンが現れ、右側には楽曲の一覧が表示されます。

この中から好きなものを選んで、パソコンのフォルダにドラッグすると、iPodから簡単に音楽ファイル、動画ファイルがコピーできます。

[iPod内の音楽ファイルを直接再生]

また、iPod内の楽曲ファイルを直接再生することも可能です。


4、ポッドキャスト他、便利機能
[ポッドキャストの配信]

左側のリストから、「podcast」を選ぶと、上部メニューに「新しいPodcastの配信元」というアイコンが現れます。ここをクリックして、ポッドキャストナビなどからRSSフィードのアドレスをコピーし、ペーストすれば、Podcastの配信を受けられます。

[Last.fmで自分の好みの系統の音楽を聴く]

前述のプラグインの設定で、Last.fmの設定の所でIDとパスワードの設定をしておくと、Last.fmによる音楽配信サービスを受けられます。
*このLast.fmについて詳しくは、下記記事をご参照ください。
自分の好みの系統の音楽を流してくれる Last.fmプレイヤー」http://ubuntu.livedoor.biz/archives/53997202.html

このRhythmboxでは、すでに画像に出ているように、再生中の楽曲のアルバム写真が表示され、歌詞を表示させる事も可能です。

さて、以上、Ubuntuに標準で入っている音楽管理アプリケーション「Rhythmbox」についてご紹介しましたが、さらに高機能の「amarok」というアプリケーションもお薦めです。
ご興味があれば、「4、Ubuntuアプリ 徹底活用!」に掲載中のamarokの一連のエントリをご参照ください。


YouTube、Flashコンテンツを観る「Flashプラグイン」の追加

ご存知、動画共有サイトであるYouTubeの動画の形式は「Flashビデオ」。
これを再生するためには、Flashのプラグインが必要です。
Firefoxで初めてFlashコンテンツを再生しようとすると、下の画像のように、ブラウザの上部に案内が出ます。
ここで、「プラグインを追加」をクリックします。(画面は7.10のものです)
ここで、選択するのは、あらかじめ選ばれている「Adobe Flash...」が純正なのでいいでしょう。
そのまま「次へ(N)」をクリックし、画面の案内に従います。

「完了」ボタンをクリックした後、画面の案内に従って、ブラウザを再起動します。
*再起動をしないと再びプラグインのインストールを促されます。

Firefoxを一旦閉じて、再び起動すると、動画が正しく再生されるようになります。