さて、マルチメディアのコーデックをインストールした所で、音楽管理ソフトである「Rythmbox」を使ってみましょう。
パネルから「アプリケーション」-「サウンドとビデオ」の中にRythmboxミュージック・プレイヤーが入っています。起動後の初期画面は次の画像の通りです。
まずは、設定をしておきましょう。プルダウンメニューの「編集」-「設定」を開きます。
まずは、「music」タブを開いて、「フォーマット(P):」の所で、MP3を選びます。(AAC形式も選べます)
これは、マルチメディアのコーデックをインストールを事前にすることで選べるようになります。
「Playback」タブでは、曲と曲の間のクロスフェードの設定ができます。その他、お好みで設定していきましょう。
次に「編集」-「plugins」で、プラグインの設定画面を開きます。
こちらは、便利なので、Magnatune Store(海外のショップ)とUPnP sharing support(現在未対応)を除いて、チェックを入れておくことをお薦めします。
1、CDから音楽を取り込む
パネルから「アプリケーション」-「サウンドとビデオ」の中に「Ryghmboxミュージック・プレイヤー」が入っています。起動後、CDを挿入すると、CDの内容を読み込んだ後、画面に曲名一覧が表示されます。
右上に現れる「ディスクのコピー」ボタンをクリックすると、先ほど設定したmp3形式(またはAAC)で音楽ファイルがハードディスクに取り込まれます。
画像のように、左側のCDアイコンの所で右クリックしても「ディスクのコピー」メニューを選べます。
2,プレイリストの作成と音楽CDの作成
音楽ファイルの中からお好みの楽曲を選んで、プレイリストを作成するには、「編集」-「演奏一覧に追加」-「+新しい演奏一覧」を選んで、プレイリスト名を入力し、新規に作成します。
一旦「ライブラリ」を選んで、お好みの楽曲を左側のプレイリスト名に次々とドラッグしていきます。
順番などを入れ替えながらプレイリストを完成させます。
このリストを元に、音楽CDを作成することもできます。
右上に現れている「音楽CDの作成...」をクリックすると、下記のような画面が現れます。
オプションをクリックすると、書き込み速度などの設定ができます。
3、iPodなどのミュージック・プレイヤーをつなぐ
iPodをパソコンに接続すると、デスクトップにiPodのアイコンが現れ、Rhythmboxの左側にもiPodのアイコンが現れ、右側には楽曲の一覧が表示されます。
この中から好きなものを選んで、パソコンのフォルダにドラッグすると、iPodから簡単に音楽ファイル、動画ファイルがコピーできます。
左側のリストから、「podcast」を選ぶと、上部メニューに「新しいPodcastの配信元」というアイコンが現れます。ここをクリックして、ポッドキャストナビなどからRSSフィードのアドレスをコピーし、ペーストすれば、Podcastの配信を受けられます。
前述のプラグインの設定で、Last.fmの設定の所でIDとパスワードの設定をしておくと、Last.fmによる音楽配信サービスを受けられます。
*このLast.fmについて詳しくは、下記記事をご参照ください。
「自分の好みの系統の音楽を流してくれる Last.fmプレイヤー」http://ubuntu.livedoor.biz/archives/53997202.html
このRhythmboxでは、すでに画像に出ているように、再生中の楽曲のアルバム写真が表示され、歌詞を表示させる事も可能です。
さて、以上、Ubuntuに標準で入っている音楽管理アプリケーション「Rhythmbox」についてご紹介しましたが、さらに高機能の「amarok」というアプリケーションもお薦めです。
ご興味があれば、「4、Ubuntuアプリ 徹底活用!」に掲載中のamarokの一連のエントリをご参照ください。
2007年10月15日月曜日
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