Ubuntuでは、インストール時には、「ローミングモード」が有効になっています。
これは、パソコンにネットワーク・ケーブルをつなげば、自動的にネットワークにつながるという大変便利なものです。特にノートPCの場合、移動して場所が変わるたびにネットワークの設定をせずに済む点でとても便利です。
しかし、こちらに書いているように、滅多に移動して使わないデスクトップのUbuntuパソコンを他のパソコンから遠隔操作をしたりする場合、IPアドレスが毎回変わってしまうのが不便という場合、IPアドレスを固定した方が便利になります。
パネルから「システム」-「システム管理」-「ネットワーク」を選び、パスワードを入力すると次の画面がでます。
有線接続を選んで「プロパティ」をクリックし、現れた画面で、「IP-アドレスを指定する」を選び、IP-アドレス(I)」の欄に、指定したいアドレスを入力します。
「サブネット・マスク」は入力したアドレスに対応して自動で入力されます。
「ゲートウェイ(G)」には、ルーター(インターネットに接続する機械)のIPアドレスを入力します。
(アドレスが不明の場合、ルーターのマニュアルで確認してください。)
「全般」タブでは、必要に応じて、「ドメイン名」を入力します。
「DNS」のタブでは、DNSサーバの欄に、すでに上記のルーターのアドレスが入力されているはずです。入力されていなければ、ルーターのアドレスを追加しておきます。
ここで、一旦パソコンを再起動しておきます。
Webブラウザで、インターネットにつながり、正しく表示される事を確認しましょう。
さて、「パネルアプレット:「システム・モニタ」、「ネットワークの監視」」の項目にあるように「ネットワークの監視」アプレットを追加しておくと便利です。
パネル内にあるアイコンをクリックすると、次の画像のような表示が出ます。
「名前(N)」でeth0を選びます。
「サポート情報」タブを開き、先ほど設定したIPアドレスが表示されていれば、固定アドレスが正しく設定されています。
0 件のコメント:
コメントを投稿