Ubuntu7.10は、標準で視覚効果が動作します。
残念ながら古いパソコン、性能が低いグラフィックスボードの場合には、稼働しませんが。
対応していれば、ウィンドウを開いたり、動かしたり、閉じたりする時に、その効果に気づくと思います。
さて、視覚効果を実現するのが「Compiz」というもの。このCompizは、3Dデスクトップに対応しています。この中でもぜひお試しいただきたいのが、何といっても3Dキューブ。
設定ツールを追加すれば、ワークスペースの切替が、立体キューブで行えるようになります。
作業机をいくつでも!「ワークスペース切替え器」で見たように、Ubuntuでは仮想のデスクトップをたくさん用意し切り替えながら使うことができます、これを立体的に行うことができるわけです。
実用性も兼ねながら、ビジュアル的にもとても楽しいものです。また、「展開」という効果を用いると、次の画像のように、立体を展開して一覧で見ながら切り替えることもできます。
Synapticパッケージ・マネージャで、「Compiz」と検索し、「compizconfig-setting-manager」を追加します。
以上をダウンロード&インストールした後、
パネルから「システム」-「設定」-「外観の設定」を開き、「視覚効果」タブを開いてみると、下の画面のように「設定変更」という項目が追加されます。
この追加作業を行わなければ標準では、上から3つだけが表示されています。
Compizは最新のパソコンでなくても、数世代前のマシンでも稼働します。しかし、アプリケーションが重くなって作業に支障がある時には、この画面で「効果なし」を選べばいいでしょう。
ここで、「設定」をクリックすると、次の画面がでます。
この画面は、「システム」-「設定」-「Advanced Desktop Effects Settings」でも直接開くことができます。
この設定画面で視覚効果を細かく設定してくことができます。
「キューブの回転」を選ぶと、「Ctrl+Alt」を同時に押しながら、デスクトップ上をマウスでドラッグすると、デスクトップが動き、キューブ状になり、面の切替ができます。一発で隣の面に移動する場合には、「Ctrl + Alt」を押しながら、「←」「→」でも切替ができます。
「展開」にチェックをいれた場合、「Ctrl + Alt」を押しながら、「↓」キーを押します。
その他にもたくさん設定ができますので、自分なりの3Dデスクトップをお楽しみください!
2007年10月19日金曜日
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3 件のコメント:
Compizの後継、Berylのインストール方法も解説していただければうれしいです。
まだWindowsですが、Ubuntuに乗り換える予定です。
takaさん、実はBerylは今年の5月にCompizと統合されて、今のようになっております。
そうだったんですか。
ありがとうございます。
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